600MHzは遙か彼方
〜 セレロン400奮闘記 〜
99/01/02
背景
98年末、久しぶりにセレロンの新製品が出た。バルクの366と400。
・300Aは初期ロットバルクのが調子良かった
・最近メンドシノの耐性が低い→366,400に回されているであろう
以上の理由によりご祝儀初物激高特価のセレ400を速攻GET!
狙いは100MHz*6 = 600MHz!!!
機材
CPU:
セレロン400 バルク SL39Z 49マレー
CPUID 660
キャッシュ 内蔵128KB Latency=5
マザー:
ABIT BH6 SL2W8にて112MHz*4.5検証済み
VIDEOにはLilithBanshee AGP、メモリはCL2の64MBを使用
立ち上げ
別マシンで定格にて約半日エージング。初期不良は無い。
そのマシンは元々P2−333MHzが付いていたが、案の定、体感は変わらない。
倍率は6倍固定。4倍もあるか?と思われたがやはり無かった。
限界調査
BH6で組み直した後、限界調査。
66×6 400 1.9Vでも安定
75×6 450 Win起動中エラー
83×6 500 HDD読んだ直後例外06
(ーー;;; 話にならない。電圧アップ、空冷強化、コア砥石研磨しても変化無し。
HDDが怪しそうなので強制的にMODE3に変更。
83×6 やっと起動。FR OK、πで停止。
MODE2まで落とす。なんとかπ104通過。しかしこれではHDD 2.5MB/Sしか出ない。
めんどくさいがDCAS 2GB、アバブテックHAにて再インストール
75×6 安定
83×6 FR OK、π NG
電圧上げようが下げようが変化無し。冷却強化に方針変更。
フィンはP2用の大きめの物、FANは6cm角をダブル。
なんとか500MHzが安定。
結果
安定限界:500(83*6)MHz
core電圧:2.4V
冷却:純空冷6cmFAN×2個
IDE HDD不可
スーパーπ 4分09秒
FR 5.03
3DMARK 2163
XDEMO 107
※VIDEOはEON Lilith Banshee
後書き
コア自体は以前のメンドシノと同じ為、空冷限界は500MHz前後と思われる。
よって現時点では600は遙か彼方。
なんらかの理由でLX,EXマザーしか使えない人のみにしか用は無い。
90,95MHzが出せるマザーの登場を待つのみ。