ルータ導入記録
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安くなったもんだ。うむうむ。複数台所有/家庭内LAN構築しているユーザはルータを入れた方が便利・・・なのは
分かっていた。いつか買うであろうとは思っていた。しかし、曲がりなりにもTA2台、ISDNボード1枚あるので一応全台ISDNは
使える環境にあった。よって5万も出すのはイマイチ気が乗らなかった。
が、低価格ルータ発見。DSU内蔵、ナンバーディスプレイ対応で
3万円台。これは買うしかない。
次の日速攻で買って来ました(笑)
機種名は 日電COMSTARZ ROUTER D2 です。
付属品はCD1枚、マニュアル、ケーブル類。マニュアルを見て愕然。正誤表の山。こんなひでぇマニュアル見た事ねぇぞ。
今度サポートに電話してゴネてやろう(笑)。
なお、本体設置面積はマウスパッド程度。ルータにしたら小さい方だが、どこでも置けるサイズでは無い。また、縦置きは出来ない。
正誤表だらけのマニュアルを見ながら、ISDN回線と電話機を接続。???「ププププ」と言って繋がらない。色々弄ってみたが駄目。端末とTPケーブルで繋いでもルータが見えない。しょ、初期不良?
とりあえず回線はDSU内蔵TAのS/T点経由で接続。ルータも見える様になった。アナログポートもOK。しかしこれじゃ何の為にわざわざDSU内蔵タイプを買ったのか分からないが・・・交換しに行くか思案中・・・
端末でIEを起動し、URLをルータにすると設定画面が出てくる。ここで色々設定する。最近のルータは当たり前らしい。ブラウザでやる様にすれば機種依存性が減り、設定プログラムを機種毎に開発する必要は無くなるし、ユーザも操作に戸惑う事は無いだろう。これは良いアイデアであるがレスポンスや操作性はイマイチ。仕方ないか。
で、設定画面は操作が超分かりづらい。正誤表だらけのマニュアルと格闘するしかない。また、簡単だのなんだの言われているが、腐ってもルータ。ルータとは何ぞや?レベルの方はご遠慮願いますって感じぃ?用語の一例を挙げるとARP、RIP、ルーティングテーブル、メトリック等。一般ピープルが知ってる訳無いぞ、こんなの・・・。
ルータの設定とはウラハラに端末の設定は超楽。NIC入れてTCP/IP入れてDHCP使う、でOK。従来のようなモデム、TAの設定やダイヤルアップの設定は一切不要。
超極楽。IEを起動すればほどなくして画面が出てくる。まさにシームレス。また、どの端末でも同時に通信が可能。数分放置すれば勝手に接続が切れる。よって従来のような「接続/切断」と言う操作が一切不要。
ただし接続先がBUSYの場合はめんどくさい。ルータの存在意義が薄れる。多少割高でもBUSY率の少ないプロバイダを選ぶのが吉。
また、お目当てのナンバーディスプレイだが、ルータ自体は管理機能を持っていない為旨みが無い。ログ位取ってくれりゃいいものを・・・ブツブツ。ナンバディスプレイで遊びたければ、対応電話機を買う必要あり。
追記:
電話着信記録はブラウザから表示出来るようになった。しかし、表示されるまで相当かかる。オマケ程度。
また、最近Linuxを使う様になったが、こちらも設定が楽。Gateway、DNSをルータに指定すればすぐに外部接続可能。LinuxでPPP接続するのは至難の技。初心者では突破出来ないだろう。ルータの有り難味をヒシヒシと感じる瞬間。
DSU内蔵TAと値段がそんなに違わない為、家庭内LANを張ってない方も導入価値有り。ただし予備知識として「ルータとわ?」を勉強しておく事を推奨。